yoshi-kansoのブログ

映画や小説、漫画に音楽など、その時に触れて感じた事を書いていこうと思います。

入院した話

腹膜炎で入院した記録(2021年7月13日~22日)。
健康に配慮した生活を送ることを目指すため、忘れないように自分へ。


7月11日(日)
・暑いけど、親が市報を配るというので歩きで近所を周るのを手伝う。この時すでに胃の膨満感あり。日傘にタオル装備でも汗だくに
・セイバーを見て、デザストと蓮の決着に涙を流す。とんこつラーメンを食べながら思いを馳せる
・午後から納屋の農機具の入れ換えを行うと言うことで手伝う。この時すでに息も荒いし、なんかだるくてたまらない
・夕方にとうもろこしに鳥避けを設置するというので手伝おうとするも具合が悪すぎて、断って横になる
・めまいを感じるも、翌日に仕事に行くために風呂に入る
・胃腸が全く動いてない感じで吐きそうな気もするけどそれだけはどうしても嫌で大人しく寝る

7月12日(月)
・とにかく胃腸が動いてない。だるい。あまり眠れなかった。仕事に行けないこともないけど、行ったら倒れそうで休むことを決意
・とにかくだるい、熱がこもってる感じで、解熱のつもりで痛み止めを飲むと熱が下がり、数十分寝られる
・熱が38℃台。胃腸が重くて、痛くて、しんどい
・横になっても、座っても、立っても、何しても痛い。呼吸が浅くしか出来ない
・痛い、という言葉が勝手に漏れ続ける
・寝返りどころか、体をねじることすら出来ない
・一睡も出来ず、夜中にずっとふらふらとベッドとリビングとトイレ(何もでない)を徘徊するのを心配した家族に「病院行く?」と提案されるも、「起こしてごめんねぇ」しか言わずウロウロする
・今、介人くんのその場足踏みの「全力ゼンカーイ」をやったらきっと意識を失うな、と何故かこんなことばかりが頭に浮かぶ

7月13日(火)
・仕事を休む。発熱があるなら医療機関に相談して指示を仰いで報告をしてください。と指示を受ける
・かかりつけ医に連絡。発熱があるなら車で待機してもらうようになります、と説明を受ける。
・取り敢えずシャワーを浴びて髪を洗いさっぱりする。痛み止めのおかげで38℃は切ってたのでかなり楽に感じ、自分で運転して向かう
・駐車場で1時間ほど待機。ようやく順番が来て受診。問診の内容からコロナの疑いは低く、取り敢えずレントゲン
・腹膜炎が起きてて相当ひどいので、直ぐに救急車で別の病院に向かってもらいます。もしかしたら開腹手術になるかもよ、と告げられる
・「マジっすか、救急車っすか、えーーー」と戸惑う。
・歩けます、とスタスタと歩いて救急車に乗り込む。寝てください、とストレッチャーに促される。めちゃめちゃ乗り心地がよかった。通常20分くらいの道を7分くらいで到着して、おおお、と感動
・ストレッチャーで運ばれる時に太陽が真上で眩しくて顔をしかめたら、救急隊員の方が「まぶしいですよね、すみませんね」と被ってるキャップを脱いでひさし代わりにしてくださって、その優しさにキュンとなる
・何が原因なのかCT撮ったり、造影剤いれたり、婦人科を受診したり、血を抜かれたり(足の付け根から抜かれたの初めて)、くまなく調べてもらう
・家族が到着するもコロナ対策のため廊下で待機。車イスで運ばれる度に目の前を通る、お義母さんと義理のおねえさんも来てくださったのに待たせてばかりで申し訳ないと頭を下げる
・取り敢えず2週間の入院が決定。服薬治療をしてそれでも改善が見込めなかったら開腹手術です。という説明を受ける
・病棟に移動、ここで家族とはしばしの別れ。直ぐに治療が始まり、点滴で薬が入ってきた途端身体の熱が引いていく感覚。冷静になるにつれ「やっぱり夜も寝れないくらいの痛みはおかしかったんだな、あのまま家でごまかしながらいたらどうなってしまってたんだ」と考え始める
・取り敢えず身体が落ち着いたので、夜は「今でしょ講座」のライダー回を見る。でもやっぱり体調が万全ではなく、音を聴くのがつらかったのでイヤホンなしで。でも字幕のおかげで大体の内容はわかった
・絶食のため24時間点滴。点滴スタンドがめっちゃ愛おしく感じる。環境が変わったため夜はあまり眠れず

7月14日(水)入院2日目
・お腹は全く空かない
・痛み止めを飲まないと無理

7月15日(木)入院3日目
・お腹は全く空かない
・痛み止め必要
・頭がスッキリしてくる

7月16日(金)入院4日目
・お腹は全く空かない
・痛み止め飲まないでも大丈夫そうだったけど、真夜中に痛くなったので、服薬する
・胃の辺りが痛かったのが消え、下腹部の方が痛い感じに。先生の話によれば元々の腸の炎症が腹膜に広がってたのが、そちらの炎症が治まってきたことにより、本来の腸炎の痛みのみになってきたのでしょう。とのこと。ほうほう。

7月17日(土)入院5日目
・痛み止めなしでも大丈夫に
・テレビやSNSで見かける食べ物が美味しそう、とちょっとずつ感じ始める

7月18日(日)入院6日目
・セイバーとゼンカイを見て、大部屋で笑わない修行

7月19日(月)入院7日目
・お昼から食事開始。五分粥。ゆっくりゆっくり食べるも食べきれず。

7月20日(火)入院8日目
・お粥が五分から全粥へ。毎食完食
・お腹も痛くならないので、明後日退院としましょう、と決まる

7月21日(水)入院9日目
・お粥から普通のご飯へ。毎食完食するも、ちょっと胃がもたれる感じがして焦る

7月22日(木)入院10日目
・退院日。なのに消化不良みたいな重さが出てビビるも、痛みはないので、まあOK的な
・朝食を食べて、迎えにきてもらい無事に退院
・天気が良くて、病棟から車に乗る数分の間に日に焼けてしまい、真っ赤になる。日焼け止めがなかったせいで火傷状態になってしまった。退院後にまさかの状態。夏の日差しアカン


救急で運ばれた時、炎症反応の数値が30あり(正常値は0.3)ざわついたらしい。それが数日おきの血液検査で14、4、3、0.4と順調に下がっていったので良かったらしい。

退院後にも家でとにかく無理はせず過ごしているので、体調はまあまあ。
でも、抵抗力が落ちたせいか他の不調が出てる。
やはり年相応に衰えてきてるので、若い頃の様にはいかないもんだ、と痛感。
今にして思えば、消化不良みたいな症状はここ数年前からちょいちょいあったような。
とにかく無理してはいけない、何かあったらすぐに医療機関にかかるのを躊躇わない。

入院自体は、まあ体調もそこそこ落ち着いて、Wi-Fi使えたし、不意に誰かお見舞いがあるわけでもないので、とても気楽で快適でした。
でも、家族に心配はかけたし、お金もかかって、おまけに部屋がめちゃめちゃ汚いので物を持ってきてもらうのが恥ずかしかったです。

コロナ禍でも適切な治療を受けることが出来てよかった。それにつきました。